鳥居ノ下デ、さようなら

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(出会い目的の書込は法律で罰せられます→ルール)

メッセージ一覧

「そういうものなんだ」

ペンネグラタン (プロフ) [2017年4月17日 23時] 63番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「冷え性だと余計つらいの〜」

仁那@暫く浮上しません (プロフ) [2017年4月22日 7時] 64番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「女の人って大抵冷え性らしいねー」

ペンネグラタン (プロフ) [2017年4月22日 15時] 65番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「へぇ、そうなんだ?」

仁那@暫く浮上しません (プロフ) [2017年4月27日 21時] 66番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「低血圧? だからかな」

ペンネグラタン (プロフ) [2017年4月27日 21時] 67番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「にゃ」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年8月7日 11時] 297番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「にゃー」

ペンネグラタン (プロフ) [2017年8月7日 15時] 298番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「にゃー」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年8月7日 22時] 299番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「んふふ

ペンネグラタン (プロフ) [2017年8月8日 16時] 300番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

うえつくる?

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年8月8日 22時] 301番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

バトルさん>
「あのショタロリコン...遅いなぁ」
賽銭箱の前に座り込み白い息を吐く

これにて活動終了です (プロフ) [2017年3月7日 19時] [固定リンク] PCから [違反報告・ブロック]

「わーなんか酷いわね」

これにて活動終了です (プロフ) [2017年3月19日 15時] 90番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「じゃあまんじゅう食う?」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年3月19日 15時] 91番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「桜餅食べたいー」

これにて活動終了です (プロフ) [2017年3月19日 15時] 92番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「あったかな」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年3月19日 15時] 93番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「さーくーらーもーちー」

これにて活動終了です (プロフ) [2017年3月20日 17時] 94番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

此処に…この神社に来てしまうのは
何度目だろうか。此処に来てから、
自分が自分ではなくなっていく恐怖感を
抱いているのだが、それでも居場所が
ボクにはないために、どうしても此処に
来る他無くなってしまうのだ。
そんな以前の自分がほとんど
思い出せない中、どうやらボクは
彼を覚えていたようだった。此方に
向かって来る彼に、ボクは彼を昔と同じ
呼び方で呼ぶ。「翔…くん…。」

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 12時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

作り笑いできる程器用じゃない。そんな
ボクなんかに話し掛けるなんて変わってる。
でも、きっとこんな奴と話すなんて、ボクと
話したいからではないと考えてしまう。
また暗い事ばかり考える。自分で
そう思うのも虚しい。「ボクは…
居場所がないから…居座ってるだけ…。
クズにお似合いだよね、居場所が
ないなんてさ…。」と皮肉混じりにボソッと
話す。昔はこんなじゃなかったはずだし、
此処に来た後も会ってないから嫌な奴に
なったって思うよね。そう思った。

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 16時] 5番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

あれ、彼はこんなに皮肉家だっただろうか?
自分の今までの記憶と違う彼の言動行動に少し戸惑う。
「屑とか、自分で言うなよ....まぁ別に自分の事自分がどう思っていようがソイツの勝手だから、やめろとは言わねぇけど。」
ぼそりと本心を漏らす。
少し、やっちまったかもしんない、と思った。
嫌われるかも、と思った。けど、まあ人一人くらいに嫌われたって大丈夫かな、なんて思ってしまった。ごめん、雪。
さっきの言葉を遮るかのように話しかけた。
「え、えっと、居場所無いって、その、どういう事?帰る場所、ねぇの?」

奈那美 (プロフ) [2017年3月5日 16時] 6番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

ボクも変わったが彼もまた同じだった様だ。
とても冷たい。温かく穏和な彼とは
程遠い人になっていた。これも全て、
願い事の代償、ナクシタモノなのだろうか。
「分かってるね…。誰に止められようが、
ボクがクズがクズである事には
変わり無いから…。」彼は言ってから
しまった、という顔をしたが、ボクは
褒められたかの様にニタァと笑う。
まあ引くだろうが。すると焦って
誤魔化そうと、居場所がない事を
聞いてくる。「…親とは大学に行くのに
一人暮らしするから別れた…。でも大学
行ってない。…人がキライ。ボク自体は…
もっとキライ…。こんなクズになったから
病院通わされるけど、嫌になって此処に
戻ってくる…。誰もいないからね。
基本はさ…。」とそっぽを向いて話す

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 16時] 7番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「そ、そうなんだ」
笑った事にはびっくり。
普通嫌がる筈なんじゃないのか?
嫌がる奴だったんじゃないのか?
雪も願い事したんだろう。だから変わってしまったんだ。
でもいいじゃないか。自分の願いがかなって。一つくらい何かをなくしても、望むものが与えられたなら、幸せだ。...俺はよくわかんなくなっちゃったけど。
特に相手を心配する、とかそんな気持ちは全く湧いてこなかった。
怖いくらいに。
「...他人が嫌い、自分も嫌い....分かんねーな、此処に戻ってくれば一人になれて幸せなのか?満たされるのか?今までずっとそうして来たのか?効果はあったのか?...無さそうにみえるけど」
じっと相手を見ながら言う。こんな事言っていいのかな?まぁいいか。自分が今聞きたい。
「一人というか、孤独を求めて此処に来たんなら、俺に会ったって事は嫌か、不幸か?まぁ、どう考えるにしろ悪い方に転がるんだがな。」
どうせ雪はそんな性格だから、マイナス思考に考えるんだろ?とちょっと笑ってみせる。

奈那美 (プロフ) [2017年3月5日 18時] 8番目の返信 PCから [違反報告・ブロック]

「違う…。言い方があれだったかな。」と
一度言って深呼吸する。
「…一人になるのはキライ。ただ、他の人と
ボクがいるのは申し訳無くて出来ない。
なったらその人が、…絶対不幸になる。
嫌な気持ちになる。それなら、一人がマシ。
ずっとそうしてきたのは…合ってる。
一人で、ずっと傷付けた。
……ある意味、満たされてるかもね」
最後の意味深な言葉は、意味は敢えて
言わないでおこうと思いながら、
また1拍置く。「願いを叶えてもらう為に
此処に来たけど、ボクもこうなるとは
思わなかった。一人になんか…
なりたくない。でもこんなクズ、誰が
受け入れると思う?翔くんが嫌じゃないなら
ボクはこんな自分といて翔くんが平気か
気にするだけ。それに、誰かを不幸に
するのはボクだから…。…ボクは今単純に
翔くんに会えて、嬉しいよ。…例え、君が
嫌だったとしてもね」
そう言ってぎこちなく笑う。

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 23時] 9番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「君は…誰。」
目の前に立つ、神社に似合わない格好をした
女性に話しかける。何故かは知らないが、
恐らく自分が不意に気になっただけだろう。
話し掛けてからハッとした。

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月4日 23時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

ギュッと抱きつく

雪奈(通称:那加)小説書いてます! (プロフ) [2017年3月16日 17時] 132番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「…もう、雪奈ってば甘えん坊だね…。
まるで…。…あれ…?」例えを言おうとして
何を言おうとしたのか分からなくなり、
ボーッとしてしまう。

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月16日 17時] 133番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「どうしたの」
スリスリと頰でこする

雪奈(通称:那加)小説書いてます! (プロフ) [2017年3月16日 17時] 134番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「…分かんない…。何か、出てきそうな物が…
出てこない…。何なんだろう…。」
雪奈の両頬を両手で挟んでぐりぐりしたり
引っ張ったりして考えている

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月16日 17時] 135番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「キスしたい…」

雪奈(通称:那加)小説書いてます! (プロフ) [2017年3月16日 18時] 136番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「こかぎん~」

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月3日 22時] [固定リンク] 携帯から [違反報告・ブロック]

「はーい!」

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月18日 14時] 296番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「ふぁあ」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年3月18日 14時] 297番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「♪~」

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月18日 14時] 298番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「にー」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年3月18日 15時] 299番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「~♪」
(上)

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月18日 15時] 300番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「はぁ…まさか鳥にまで…」
イライラした口調で歩きながら
お供えものの饅頭を食べていた
[茜夕さん専用]

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年3月3日 13時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

「なら戻るか?」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年5月12日 12時] 284番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「…うん」
(最近来れなくてすみません)

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年6月8日 19時] 285番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

(大丈夫です!)
「神社にはな、ガキどもがいるんだ
……昔、俺の祠を荒らしたやつがな」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年6月8日 19時] 286番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「そうなんだ…。でも、今は悪い子
じゃないんでしょ…?」

茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年6月8日 19時] 287番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「まぁな、でも悪いことしたから
俺の下での動かしてる」

バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年6月8日 19時] 288番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

ミラ姉(かざま。)さん用

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月3日 11時] [固定リンク] 携帯から [違反報告・ブロック]

「太陽が眩しいですね、って?」
自分で吐いた知ってる人は知ってるといった感じの台詞の気障さ加減にしょーじは笑った。
……まあきっと、すぅ姉のことだから、額面通りの意味で受け取るんだろうな、と笑った。
まあ、確かに景気のいい話だ。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月12日 20時] 50番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

くすっと予想通りの回答にしょーじは笑みをこぼす。
まあこんな言葉、誰か大切な人でもできたときに知った方がいいだろう。
「光合成って……お花じゃないんだから」
でも日の光に晒されて、伸びをするすぅ姉は幸せそうだった。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月12日 20時] 51番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「いや、すぅ姉……」
そういう問題じゃないよ、としょーじは苦笑いしながら突っ込んだ。
言っちゃ悪いが子どもっぽいなぁ。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月12日 20時] 52番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

まあ、花に例えるなら、七人の子どもの中ではやはりすぅ姉が桜だろう。
まあすぅ姉は桜ほど儚くは見えないのだが。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月13日 20時] 53番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「へぇ……」
ぼくはまだまだものを知らないなぁ、精進しないと、などとしょーじは考えていた。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月14日 18時] 54番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

黒百合(日暮)さん用

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月3日 11時] [固定リンク] 携帯から [違反報告・ブロック]

「りんたんは全然動じないね。ぼくが嘘ついてるとか思わないの?」
例えば、今日は本当は曇りかもしれない。
もしくは篠突くようなどしゃ降りの雨かもしれない。
どれだけ偽っても、りんたんこと黒百合にはわからないのである。
だから、しょーじが子どもらしい悪戯心で騙すかもしれないというのに、この狛犬は無条件に言葉を受け入れる。
まあ、嘘など、ついていないのだが。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月3日 17時] 2番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「……ぼくはまだまだ全然──だね」
不自然に開いた間は何を言いたかったのか。
「やー、にしてもりんたん、耳は聞こえるんだ」
不思議だなぁ、とただ純粋な興味で呟いた。
「喋れるしねー、歌とか知ってる? 何か」
幼少の時分にここに来たっきりの知識である。本人は口に出して言うことはあまりないが、物事に対しては並々ならぬ好奇心を抱いているようだ。
しかしきらきらと好奇の光に輝くべき瞳は開かれない。いつもいつもニコニコと笑うように糸目のままだ。まあ、目の見えないりんたんの知るところではないだろうが。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月3日 18時] 3番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「そっかぁ。呪詛はやばいね」
ニコニコと言った。本当にやばいと思っているのかどうかは表情からは窺えない。まあ、いつものことだが。
しかし歌を知らずに呪詛を知っているあたりはさすがは狛犬といっていいのか……さすが狛犬と思うことにしよう。
「名は体ってやつ? 黒百合だもんね。りんたん」
「りんたん」というどこか力の抜ける名で呼ばれているが、元々は黒百合──呪いという言葉を持つ花の名だ。
まあ、呪いという言葉ほどものものしい雰囲気を放つことはないが。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月3日 22時] 4番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「先代?」
聞き慣れない単語を興味深そうに反復する。
しょーじの知る神はこの社に現在いる心鍵のみだ。他の神に関しては風の噂程度にしか聞いたことがない。
故に興味を持った。
「こかぎん以外にはどんな神様がいるんだろ」

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月3日 22時] 5番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

「ほえー」
聞いたことのあるような気のする名前で説明を受け、しょーじは終始関心深そうに聞き入っていた。
「そういえばこかぎんって何の神様なんだろ? よく猫になったりするから猫の神様?」
推測を口にしてみるとなんとも珍妙に響いた。

ペンネグラタン (プロフ) [2017年3月3日 23時] 6番目の返信 携帯から [違反報告・ブロック]

夜。静寂に包まれた闇の中。その空間を照らすのはお堂の前にある大きな提灯だけ。提灯の光は闇に反して暖かくその場を照らすのみ。光としての役割を担っていない。
そんな夜の世界の中で。ボリボリと咀嚼音が聞こえてくる。普段は蚊の音ほど小さな音だったが、夜の静寂の中では音が反響し合って良く聞こえた。
「ハズレ、ハズレ、当たり、ハズレ」
そんな声が咀嚼音と混じって聞こえてくる。音を辿れば青年が一人。赤い敷き布が引かれたベンチの上で座っていた。何故、こんな場所にいるのか。その質問は青年にとって愚問でしかなかった。
青年の手元には雛あられと印刷されたお菓子の袋が。咀嚼音の元はこれだろう。
青年は袋の中にあるあられを一粒口に放り込むと『当たり』また一粒入れると『ハズレ』と。分別を付ける様に次々口の中へと入れていく。
『当たり』のあられを食べると青年の顔は緩んでいって、とても幸せそうな表情をするのだ。
何を基準にしてあられを仕分けているかは分からない。
ふと、青年の口と手がぴたりと止まる。視線の先には見覚えがある、自分と歳が近そうな少年が立っていた。
青年は彼を知っているような気がした。何故か名前が思い浮かば無いのだが、視線の先にいる彼が自分にとって、とても愛しくて大切な存在かと思えたからだ。
「こんな夜遅くにどうしたの?」
彼に声をかける。彼なら返事を返してくれる。そんな気がして。もし、彼の元気で明るい声が聞けたならば自分も明るくなれる様な気がして。
「眠れないの?それともお腹空いた?」
などと陽気な声で青年は彼に声を掛けながら。また一粒口に入れる作業を再開し、『ハズレ』と呟くのであった。

(プロフ) [2017年3月2日 22時] [固定リンク] スマホ [違反報告・ブロック]

『?きぃのあられ?』
手の上のあられを一つずつ取っては口にほおりこんで堪能していると不思議な質問を投げかけられた。
あられなんてどれもおなじ味じゃ?
キョトンと首をかしげながらまた一つアラレを口に放り込んで。
『(あ、そうだ)』
コロコロと口の中であられを転がして、思い出す。
『きぃのあられはね、幸せの味だよ!ふわふわーって甘いんだけど、甘さに慣れちゃうとあんまし味しないなーってなっちゃうの。』
幸せの味なのに不思議だねー。
けたけたと笑いながらまたあられを口の中にほおりこんで

心臓ちゃん (プロフ) [2017年5月14日 11時] 6番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

「そうかーきいちゃんは深い事を言うね」
青年は幾度か首をこくこくと頷かせた。幸せの味に慣れる。全く持ってその通りだと思った。どう考えるかはその人次第だが、無邪気に言い放つ少年の言葉は酷く胸に突き刺さった。
「幸せは美味しい内にたくさん食べなよ。飽きてしまえば、持って帰ればいい。あられはまだまだ取り返しが付くからね」
青年は薄く笑いながら、自分の側にある減りそうに無いあられの袋を揺らしてみせた。色とりどりの小さなあられ達は食べて欲しそうにごそごそと体をぶつけ合って音を鳴らし合っているかの様に思えた。
ふと、少年は首を傾げる。
「そう...?そういえば、きいちゃんはいくつになるんだっけ?」
少年の歳をよく知らない。今振り返れば、こんなに長く話し合うのも今日が初めてだった訳で深く知ろうとは思いもしなかった。見た目の年齢からして、明らかに青年の方が年上に見えるのだが先程の皮肉を交えた様な現実味のある話しはどこか引っ掛かりを覚えてしまった。
ただ考え方が無邪気で何も考えずに言っているだけかもしれないが、逆にその子供ならではのあざとさが青年を疑問に駆り立てた一番の理由だったかもしれない。

(プロフ) [2017年6月27日 0時] 7番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

『ん?きぃ?きぃはね、16!もーいくつねーるとー、大人ーになるんだよー!』
人差し指と親指で輪っかを作り、その輪っか目元に当ててニコニコ笑いながらそう言うと、相手の持ったあられを指の間から見る。
幸せは美味しいうちに。といった彼の意味ありげな薄い笑みに少しだけ、あんちゃんはむずかしいこと考えるなぁと思い、またニコニコと笑って見せた。
『あんちゃんはなんさいなの?きぃよりずぅっと大人っぽいねぇ。きぃもおっきくなったら、あんちゃんみたいに大人っぽいこと言えるのかなー?』

心臓ちゃん (プロフ) [2017年7月8日 23時] 8番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

何歳かという質問に青年の手が止まる。はて、自分はいくつだったかと考え込むように少年から目を逸した。数秒黙り込んだ後、青年の重たい口がゆっくり開いた。
「とし、歳か.....17..いや18だったかなあ?祝ってくれる人がいないから直ぐに忘れちゃうよ」
ごめんね。と、消えそうな小さな声で後付た。それは申し訳無さからの謝罪では無いのだろう。ただ歳も答えられない不甲斐なさで皮肉気みた答えを隠したかっただけかもしれない。青年は話をそらす様に言葉を紡ぐ。
「きいちゃんは俺と少ししか変わんないんだね...16歳って事に驚いたよ」
くすくすと悪戯っ子ぽく笑ってみせた。青年より幼く見える少年は何かに魔法をかけられたと思えるくらいだった。それぐらいに無邪気で、純粋で青年はとても羨ましく思える。
「俺が大人っぽいんじゃなくて、きいちゃんが子供らしいだけでしょ?でも、きいちゃんはそのままでいて欲しいなぁ...大人なんかにならないで欲しいな」
と、言いながら愛し子を可愛がるかのように目を細めるのだった。

(プロフ) [2017年7月10日 13時] 9番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]

『だねー?きぃとあんまし違くないねー。きぃ子供っぽすぎだーって言われんだよー?きぃももーすぐ大人だもーん。』
左手の指をVサインにして振りながらニコニコと笑ってみせると、彼の陰りの指した顔を見つめ。
思考は外見に比例しないとはよく言ったのだ。片や達観したように大人びた彼と、片や何も考えてすらいない自分。どちらが楽かなんてわからないけど、少なくともきぃより大人っぽくてかっこいいなぁ。なんてひねりのないことを考え。
『えー?そうかなぁ。きぃ子供っぽい方がいい?でもあんちゃんは大人になるんでしょー?きぃ、仲間はずれはやだだよー?』

心臓ちゃん (プロフ) [2017年7月12日 0時] 10番目の返信 スマホ [違反報告・ブロック]
(C) COMMU