鳥居ノ下デ、さようなら
モノ姉用 2017年3月22日 20時 /こかぎん用 2017年3月18日 15時 /バトルさん>… 2017年3月7日 19時 /此処に…この神… 2017年3月5日 12時 /「君は…誰。」 目… 2017年3月4日 23時 /「こかぎん~」 2017年3月3日 22時 /「はぁ…まさか鳥… 2017年3月3日 13時 /ミラ姉(かざま… 2017年3月3日 11時 /黒百合(日暮)さ… 2017年3月3日 11時 /夜。静寂に包ま… 2017年3月2日 22時
メッセージ一覧
茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 12時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]此処に…この神社に来てしまうのは
何度目だろうか。此処に来てから、
自分が自分ではなくなっていく恐怖感を
抱いているのだが、それでも居場所が
ボクにはないために、どうしても此処に
来る他無くなってしまうのだ。
そんな以前の自分がほとんど
思い出せない中、どうやらボクは
彼を覚えていたようだった。此方に
向かって来る彼に、ボクは彼を昔と同じ
呼び方で呼ぶ。「翔…くん…。」
茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 16時] 7番目の返信 [違反報告・ブロック]ボクも変わったが彼もまた同じだった様だ。
とても冷たい。温かく穏和な彼とは
程遠い人になっていた。これも全て、
願い事の代償、ナクシタモノなのだろうか。
「分かってるね…。誰に止められようが、
ボクがクズがクズである事には
変わり無いから…。」彼は言ってから
しまった、という顔をしたが、ボクは
褒められたかの様にニタァと笑う。
まあ引くだろうが。すると焦って
誤魔化そうと、居場所がない事を
聞いてくる。「…親とは大学に行くのに
一人暮らしするから別れた…。でも大学
行ってない。…人がキライ。ボク自体は…
もっとキライ…。こんなクズになったから
病院通わされるけど、嫌になって此処に
戻ってくる…。誰もいないからね。
基本はさ…。」とそっぽを向いて話す
奈那美 (プロフ) [2017年3月5日 18時] 8番目の返信 [違反報告・ブロック]「そ、そうなんだ」
笑った事にはびっくり。
普通嫌がる筈なんじゃないのか?
嫌がる奴だったんじゃないのか?
雪も願い事したんだろう。だから変わってしまったんだ。
でもいいじゃないか。自分の願いがかなって。一つくらい何かをなくしても、望むものが与えられたなら、幸せだ。...俺はよくわかんなくなっちゃったけど。
特に相手を心配する、とかそんな気持ちは全く湧いてこなかった。
怖いくらいに。
「...他人が嫌い、自分も嫌い....分かんねーな、此処に戻ってくれば一人になれて幸せなのか?満たされるのか?今までずっとそうして来たのか?効果はあったのか?...無さそうにみえるけど」
じっと相手を見ながら言う。こんな事言っていいのかな?まぁいいか。自分が今聞きたい。
「一人というか、孤独を求めて此処に来たんなら、俺に会ったって事は嫌か、不幸か?まぁ、どう考えるにしろ悪い方に転がるんだがな。」
どうせ雪はそんな性格だから、マイナス思考に考えるんだろ?とちょっと笑ってみせる。
茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月5日 23時] 9番目の返信 [違反報告・ブロック]「違う…。言い方があれだったかな。」と
一度言って深呼吸する。
「…一人になるのはキライ。ただ、他の人と
ボクがいるのは申し訳無くて出来ない。
なったらその人が、…絶対不幸になる。
嫌な気持ちになる。それなら、一人がマシ。
ずっとそうしてきたのは…合ってる。
一人で、ずっと傷付けた。
……ある意味、満たされてるかもね」
最後の意味深な言葉は、意味は敢えて
言わないでおこうと思いながら、
また1拍置く。「願いを叶えてもらう為に
此処に来たけど、ボクもこうなるとは
思わなかった。一人になんか…
なりたくない。でもこんなクズ、誰が
受け入れると思う?翔くんが嫌じゃないなら
ボクはこんな自分といて翔くんが平気か
気にするだけ。それに、誰かを不幸に
するのはボクだから…。…ボクは今単純に
翔くんに会えて、嬉しいよ。…例え、君が
嫌だったとしてもね」
そう言ってぎこちなく笑う。
茜夕/4G復活 (プロフ) [2017年3月4日 23時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]「君は…誰。」
目の前に立つ、神社に似合わない格好をした
女性に話しかける。何故かは知らないが、
恐らく自分が不意に気になっただけだろう。
話し掛けてからハッとした。
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2017年3月3日 13時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]「はぁ…まさか鳥にまで…」
イライラした口調で歩きながら
お供えものの饅頭を食べていた
[茜夕さん専用]
睦 (プロフ) [2017年3月2日 22時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]夜。静寂に包まれた闇の中。その空間を照らすのはお堂の前にある大きな提灯だけ。提灯の光は闇に反して暖かくその場を照らすのみ。光としての役割を担っていない。
そんな夜の世界の中で。ボリボリと咀嚼音が聞こえてくる。普段は蚊の音ほど小さな音だったが、夜の静寂の中では音が反響し合って良く聞こえた。
「ハズレ、ハズレ、当たり、ハズレ」
そんな声が咀嚼音と混じって聞こえてくる。音を辿れば青年が一人。赤い敷き布が引かれたベンチの上で座っていた。何故、こんな場所にいるのか。その質問は青年にとって愚問でしかなかった。
青年の手元には雛あられと印刷されたお菓子の袋が。咀嚼音の元はこれだろう。
青年は袋の中にあるあられを一粒口に放り込むと『当たり』また一粒入れると『ハズレ』と。分別を付ける様に次々口の中へと入れていく。
『当たり』のあられを食べると青年の顔は緩んでいって、とても幸せそうな表情をするのだ。
何を基準にしてあられを仕分けているかは分からない。
ふと、青年の口と手がぴたりと止まる。視線の先には見覚えがある、自分と歳が近そうな少年が立っていた。
青年は彼を知っているような気がした。何故か名前が思い浮かば無いのだが、視線の先にいる彼が自分にとって、とても愛しくて大切な存在かと思えたからだ。
「こんな夜遅くにどうしたの?」
彼に声をかける。彼なら返事を返してくれる。そんな気がして。もし、彼の元気で明るい声が聞けたならば自分も明るくなれる様な気がして。
「眠れないの?それともお腹空いた?」
などと陽気な声で青年は彼に声を掛けながら。また一粒口に入れる作業を再開し、『ハズレ』と呟くのであった。
睦 (プロフ) [2017年6月27日 0時] 7番目の返信 [違反報告・ブロック]「そうかーきいちゃんは深い事を言うね」
青年は幾度か首をこくこくと頷かせた。幸せの味に慣れる。全く持ってその通りだと思った。どう考えるかはその人次第だが、無邪気に言い放つ少年の言葉は酷く胸に突き刺さった。
「幸せは美味しい内にたくさん食べなよ。飽きてしまえば、持って帰ればいい。あられはまだまだ取り返しが付くからね」
青年は薄く笑いながら、自分の側にある減りそうに無いあられの袋を揺らしてみせた。色とりどりの小さなあられ達は食べて欲しそうにごそごそと体をぶつけ合って音を鳴らし合っているかの様に思えた。
ふと、少年は首を傾げる。
「そう...?そういえば、きいちゃんはいくつになるんだっけ?」
少年の歳をよく知らない。今振り返れば、こんなに長く話し合うのも今日が初めてだった訳で深く知ろうとは思いもしなかった。見た目の年齢からして、明らかに青年の方が年上に見えるのだが先程の皮肉を交えた様な現実味のある話しはどこか引っ掛かりを覚えてしまった。
ただ考え方が無邪気で何も考えずに言っているだけかもしれないが、逆にその子供ならではのあざとさが青年を疑問に駆り立てた一番の理由だったかもしれない。
睦 (プロフ) [2017年7月10日 13時] 9番目の返信 [違反報告・ブロック]何歳かという質問に青年の手が止まる。はて、自分はいくつだったかと考え込むように少年から目を逸した。数秒黙り込んだ後、青年の重たい口がゆっくり開いた。
「とし、歳か.....17..いや18だったかなあ?祝ってくれる人がいないから直ぐに忘れちゃうよ」
ごめんね。と、消えそうな小さな声で後付た。それは申し訳無さからの謝罪では無いのだろう。ただ歳も答えられない不甲斐なさで皮肉気みた答えを隠したかっただけかもしれない。青年は話をそらす様に言葉を紡ぐ。
「きいちゃんは俺と少ししか変わんないんだね...16歳って事に驚いたよ」
くすくすと悪戯っ子ぽく笑ってみせた。青年より幼く見える少年は何かに魔法をかけられたと思えるくらいだった。それぐらいに無邪気で、純粋で青年はとても羨ましく思える。
「俺が大人っぽいんじゃなくて、きいちゃんが子供らしいだけでしょ?でも、きいちゃんはそのままでいて欲しいなぁ...大人なんかにならないで欲しいな」
と、言いながら愛し子を可愛がるかのように目を細めるのだった。
心臓ちゃん (プロフ) [2017年7月12日 0時] 10番目の返信 [違反報告・ブロック]『だねー?きぃとあんまし違くないねー。きぃ子供っぽすぎだーって言われんだよー?きぃももーすぐ大人だもーん。』
左手の指をVサインにして振りながらニコニコと笑ってみせると、彼の陰りの指した顔を見つめ。
思考は外見に比例しないとはよく言ったのだ。片や達観したように大人びた彼と、片や何も考えてすらいない自分。どちらが楽かなんてわからないけど、少なくともきぃより大人っぽくてかっこいいなぁ。なんてひねりのないことを考え。
『えー?そうかなぁ。きぃ子供っぽい方がいい?でもあんちゃんは大人になるんでしょー?きぃ、仲間はずれはやだだよー?』