詩を作ってみたい人おいで
頸元にひやりと… 2019年8月14日 14時 /薊の花弁が舞い… 2019年8月14日 14時 /1回目の世界は… 2019年8月14日 13時 /ねぇ、こっち向… 2019年8月14日 11時 /誰かが幸せにな… 2019年8月14日 10時 /蜜の甘さに侵さ… 2019年8月13日 23時 /地球全員が幸せ… 2019年8月13日 21時 /真白な世界の上… 2019年8月13日 19時 /煙草に溺れてお… 2019年8月13日 18時 /蝋燭の道を下駄… 2019年8月12日 23時
メッセージ一覧
無神氷狐龍 (プロフ) [2019年8月14日 14時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]頸元にひやりとした物が触れる
其奴は頸元から目の前に移動した……
無数の手が掴む裁ち鋏……其奴はにやぁっと、絶望と希望に満ちた狂気の笑顔を見せた
"君ハ何ヲ望ンデイルノ?"
嗚呼、貴方は頸落し楽しんでいるの?
穢れた神社のお清め逝きましょ?
呼び掛ける声が聴こえる
其奴は昔仔犬を喰った……
無数の手で顔を覆って……潰した左手の目玉は痛々しく痕が残っている
"私ノ手ヲトッテ頂戴?"
嗚呼、貴方は囁き楽しんでいるの?
亡くした友を迎えに逝きましょ?
ゆくろ (プロフ) [2019年8月14日 14時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]薊の花弁が舞い降りました
触れようとしても嫌がります
”おやおや可愛らしい事で”呟き私は薄ら笑み
薄い色の唇から覗く真っ赤な蛇の舌
空を仰げば広がる棘──
逃れようとしても逃げられないのです
パタリと本を閉じまして
悩む少年ここにあり
其れを目にして思わず口角を上げてしまう
少年の名は薊
そして少年は拒絶することしかできないのであります
肩を叩けば始まる終わった話
物語は始まったばかり
月夜の中でピエロが1人笑っていた
三日月桜 (プロフ) [2019年8月14日 13時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]1回目の世界は現実の史実
あの人ともに水の中で死ぬ逝く悲しみは最後に微笑んだは誰?
2回目の世界は帝國図書館
あの人は私の頭を撫でた、その時は絶筆前だった、あの人がいない世界は生きる価値は無い。その手には自滅する魔法を掛けた。
3回目の世界は横浜
あの人はマフィアに居た、私はあの人の為に人を殺め続けた。
あの人がマフィアに抜けた時には私はマフィアに抜けた。
私はIfの世界で自分に掛けた呪いは発動されし時はあの人の手で殺して欲しい。
あの人が守ろうした世界はこの手で壊す事は出来ない。
あぁ、悲しき宿命な事だ!!
私はあの人ともに生きて死ぬ、何度目の転生を繰り返す。
転生の果てには呪いを解けるでしょう
ゆくろ (プロフ) [2019年8月14日 11時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]ねぇ、こっち向いて──
そう言っても知らんぷり
如何して?僕には飽きてしまったの?
涙を幾度流せど君はあちらを向いている
さらりと僕の髪を揺らす音が聞こえた
驚いて見上げると君がこちらを向いていた
そんな君の名は「扇風機」
らなこな (プロフ) [2019年8月14日 10時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]誰かが幸せになるには
誰かが傷つかなければいけないのだ。
誰かが我慢するから
誰かが楽できるのだ。
君は我慢する方か
楽する方か
どちらで人生を歩む?
君は、我慢する方を選んだ。
本当にそうなの?
と聞くと
そうだよ
と君は言った。
そして、今日も僕たちは
誰かの不幸や我慢で出来た道を
歩んで行く。
無神氷狐龍 (プロフ) [2019年8月13日 23時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]蜜の甘さに侵され、繰返し其処に呑まれるのです
自身を蝕む行為だとしても望んでしまうのです
掬っては舐め、掬っては舐めのエタニティを……
遂には食器を投げ棄て、全身で溺れに逝くのです
其の自身の姿が綺麗だと、雅だと勘違いを起こして…………
呼吸を求める度に飲み込んだ蜜は甘くて、少し苦くて……
其れすらも信仰し、堕ちて逝く自身が美しいと混乱を起こして朽ちるのです
らなこな (プロフ) [2019年8月13日 21時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]地球全員が幸せになってほしい
何処かの偽善者はそう願った。
その願いは叶わない。
誰かの幸せは誰かの不幸だからだ。
君の幸せも誰かの不幸かもしれない。
この世界で全員が幸せになる事なんて
無理なのだ。
だから、僕は
幸せを願う事を辞めたんだ。
ゆくろ (プロフ) [2019年8月13日 19時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]真白な世界の上に綺麗な景色を描き移した
闇の中、藍色に染まった世界の中に幾つかの星を散りばめる
それだのに、何かが足りないんだ
問うてみても問うてみても答えが返ってくることもない
”嗚呼、なんて哀しい世界なのだろう。”
夜行性の太陽は1人静かに微笑んでいた
ゆくろ (プロフ) [2019年8月13日 18時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]煙草に溺れておりました
肺に送る度命の灯火が薄れていく
そんな事知っております
亦1本、亦1本と彼の人の残り香を感じたいが故に口付けます
其れだとしてもこの匂いに縋る以外方法が無いのです
”嗚呼、嗚呼、哀しき人間ヨ
こげな方法で好いのか?”
何処かの誰かが方言混じりに呟いた
その言の葉さえも重い重い空気に酸化していき呑まれていくのだ
その様子に嫌がる様子も見せない私も私で狂っているのです──
無神氷狐龍 (プロフ) [2019年8月12日 23時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]蝋燭の道を下駄で歩む。
からん……からん……
時折違う音もする。
蝋燭が折れて、ぱきり……
火が下駄の木に移り、じゅっ……
蝋燭を踏み潰した――――――
又一つ――――
からん……からん……
紅が広がって………………