1。 2018年11月11日 10時 / 2018年11月11日 10時
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放課後になり、ネクタイを緩めてテニス部の部室まで向かう。一週間後には全国大会でテニス部部員は張り切っている。レギュラーである周也はS1にも選ばれているため練習に手を抜けない。スマホのSNSを利用して、栞に終わるのが19時過ぎることを連絡する。
テニス部の練習をする。ストローク、ボレー、サーブにスマッシュ練習。どれもこなしていくが、どうも上手くいかない。「ガットがダメなのか?」それともスランプに陥っているのか。このままでいくと絶対に足を引っ張るであろうと考えてしまう。受験の歳となってしまった今文武両道が難しくなってきている。努力をしてるつもりだがまだ足りていないのか。試合をする時間となり、周也はコートに入り試合をするがミスばかりする。「やっぱり上手くいかないな…」そのまま部活は終わり栞が待ってる場所まで行く
「なんか調子悪かっただけだから気にすんな」と栞の頭を撫でる。少し肌寒いこの季節に彼女を待たせていた罪悪感もあったためか繋いでる手を周也が着ている上着のポケットに入れる。「少しは暖かいだろ?」と先程のの表情からは一変して優しい顔になる。上を見上げたら星空が広がっていた。
「栞来てくれたら勝てる気がするな」そんなことを言いながら少し眉を下げながら言う。お世辞で言ったわけではない。しかし、本当に調子が悪く失敗ばかりしているためそんな姿を彼女に見せられるかを考えてしまう。努力すればなんとかなると思ってはいない出来ないこともある。そんなことは周也が一番分かっていたことだ。「試合、見に来てくれるなら俺もっと頑張るぜ」そんなことを口にして甘えるように抱き締める。
少し考えて決心したように応える。彼女も見に来たいと言っている。断る理由はない。ミスしてる箇所をなんとか自分で克服すればいいのだ。「来ていいぞ、」応えた後に、やる気が湧いてきたのだ。栞が来て応援してくれると考えたら嬉しくてたまらない。頭をソッと撫でる
専用
はい!キャラ設定を…!私の専用キャラ設定のをみますか??まだ三人しか出来てないですが(..)
泡沫雫どうぞ!
了解です!
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