吸血鬼の都市へようこそ
メッセージ一覧
ぺろ (プロフ) [2018年1月14日 23時] [固定リンク] [違反報告・ブロック][大通りにて] 誰でもどうぞ!
多くの人で賑わう大通りに、とてもじゃないが一人でここを出歩くには幼すぎる見た目の少女が人の波に逆らいながら歩いている。
「うっ...ぷはぁ! 全く、これだから人間の多い大通りは好かんのじゃ...」
幼子への配慮が足らんぞ!などとブツブツ呟きながら、その足は迷い無く薬草を売っている辺りへと向かっている。
そう、何を隠そうこの少女は薬屋を営んでいる吸血鬼。
普段は自分の店に引きこもり客を待つ時間だが、必要な薬草が少なくなっていることに気づきどうせ暇だしと買い物に来たのだ。
しかしその身長ゆえ大人達に押し流されてしまい、通り過ぎた薬草売り場へ向かおうと必死に大人達の足元を掻い潜っている。
とそこで、落ちていた石につまづきうっかりころんでしまった。恥ずかしさと痛みで少しの間動けなかった少女に、誰かがそっと手を差し伸べてくれたーーー。
ぺろ (プロフ) [2018年1月16日 21時] 8番目の返信 [違反報告・ブロック]「な、なぜじゃ...?」
今まで善意で薬を渡して断られた事などない。それもそのはず、吸血鬼である少女がどんな怪我も病も治すことが出来る薬を売っているというのは比較的有名な話で、庶民にとっては喉から手が出るほど欲しい代物なのだ。
それゆえに多方面から狙われており危険な職業でもあるのだが...
「妾が言うのもなんじゃが、妾の調合する薬は効き目が確かな代わりにかなり高価じゃ。こんな機会そうそうないと思うぞ?
...それに、助けてくれたお礼がしたいのじゃ」
助けてもらうだけなのは性にあわんのじゃよ、となおもしつこく薬を渡そうとしてくる。
カシス (プロフ) [2018年1月9日 22時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]商店街の片隅にある小さな店。木製の看板には、洒落た文字で『Primel』(プリーメル)と書かれている。
そこは、シュテラ・キルシュブリューテという女性が営む、飲食店。繁盛するというわけでもなく、ちらほらと人が立ち寄る程度だ。
提供される食事は低価格で、そこそこに美味しい為か、よく来るようになる人もいないことはないが、彼女のこの店は『隠れた店』という評価から出ることはない。
それは、別に料理が万人受けするものではないとか、内装が変だとか、そういった理由ではなかった。
シュテラが皮肉めいた言い方をする、言って仕舞えば人付き合いがとてつもなく下手な所為であった。
バトルΦ@モデルガン欲しいね (プロフ) [2018年1月16日 16時] 38番目の返信 [違反報告・ブロック]「あー、コイツら部屋においときますね
俺がいるとき以外は入らんでくだはい
それ以外は……また質問します」