名隠しの町
「うーん、やっ… 2018年4月26日 17時 /とある町をとあ… 2018年4月17日 21時 /.. 2018年4月17日 16時 /黒は猫又の妖怪… 2018年4月16日 7時 /「ね、ねむい……」… 2018年4月15日 22時 /☆☆☆ 2018年4月14日 22時 /「今日からここ… 2018年4月11日 14時
メッセージ一覧
「うーん、やってしまったな」
河原の所々にある大きな岩を暇だからと彫刻してしまったのだ
許可なしに13個
「孫が出掛けてて暇だからとはいえ
やりすぎだのこれ
さてはて……どうしたものか」


とある町をとある女性が歩いていた。
「あーあ!!また飽きちまったよ。こちとら本気でやってたっつーのによォ!!何で長いこと続かねぇかなー!」
嫌になる!と独りで喋りながら歩いているが、
周りの人にジロジロ見られている。だが彼女、千秋はそんな事気にしない。
早足で歩く中、誰かに話し掛けられる。


ここは海の国。そして海の中。普通の人は入れない、いれない場所。空を見上げ、外に出よう、とおもい、地上に上がっていく。人形を持ったまま。
「……いいところだね、やっぱり。」
水面から顔を出すと、人間に変わる。服も変わり、今の季節には少し早いワンピースにサンダル。特に寒くはない。人形をぎゅっと抱き締めると、街へあるきだす。相変わらずいい居場所だ。海の中は不自由過ぎる。しばらくして、街につく。人で賑わっている。ご機嫌に歩いていると、どん、と誰かにぶつかる。
「すみませっ…何か汚れたら弁償は致します~…」
なんとも姫とは思えないしゃべり方だ。


黒は猫又の妖怪だ
いつも山の少し奥にある神社で過ごしている
遊ぶと言っても近くの猫ぐらいだ
ここには誰も来ない
だからとても安心する
そうするとどんどん神社の方へと向かってくる足音が聞こえた
猫とか耳が良いので聞こえた
今すぐ猫の姿になって神社の中へと隠れる
「にゃ………」


「ね、ねむい……」
昨夜夜更かしをしたせいで仕事に手がつかない、相手は人間だろうが人間じゃなかろうが関係ないが今のところ危険な仕事ではない
「次はなんだッけ、フェアリー……あー妖精か、なんの妖精かね
羽根つきかね、獣かね」
歩きながらポツポツ喋る


「あ、はい!
頑丈なのが取り柄なので!!」
にっかりと笑う
「あ、これ皆さんと食べてください」
そう言ってお菓子の箱を渡す


「い、いえ俺が悪いので……これ聞いてないな」
箱を渡したあと、ブツブツ言いはじめた相手が声をあげておくの方に行ってしまう
しばらくしてチケットを持ってきて現れた
「……!!そのちけっと!!」


「友達と行ってきます
ありがとうございます」
ふへへと笑う
「あ、じゃあ帰りますね
ありがとうございました」
頭を下げてから外にいく


「今日からここで、私の修行の日々が始まるのね..!」
袴姿にカンカン帽、レトロな茶色のキャリーケースを手に持ち薬袋市に降り立つ少女は、一人旅をするにはあまりに幼すぎるように見える。
しかし、その双眸には強い意志を感じる光が灯っていた。
「絶対にすべての化け物を退治して、私が土御門家の王様になってやるわっ!」
そう宣言し、1人で得意気に意気揚々と歩き始めるが、すぐにとある問題に気付いて立ち止まった。
「あれ...私の宿、どこだっけ..」
そう、少女はどうしようもない方向音痴、加えて未だかつて来たことの無い土地なのだ。迷ってしまうのも無理ないことだろう。
どうしよう、どうしようと慌てふためいていると、道を歩いてきた人にぶつかってしまった。
「きゃっ..ご、ごめんなさい!」

