名隠しの町

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とある町をとある女性が歩いていた。
「あーあ!!また飽きちまったよ。こちとら本気でやってたっつーのによォ!!何で長いこと続かねぇかなー!」
嫌になる!と独りで喋りながら歩いているが、
周りの人にジロジロ見られている。だが彼女、千秋はそんな事気にしない。
早足で歩く中、誰かに話し掛けられる。

もち (プロフ) [2018年4月17日 21時] [固定リンク] PCから [違反報告]

「あ?...おぉ、黄泉か!よっ!」
前を見ると、知り合いが立っていた。千秋は軽く話を紡ぐ。
「黄泉、こんなとこで何してんだよ?」

もち (プロフ) [2018年4月17日 21時] 1番目の返信 PCから [違反報告]

「へー。アクティブだなー黄泉は!最後のは違うけど。」
はははっと笑い相手を見る。
「おう、ご名答!私に合う仕事ってのはそうそう見つかんねぇなぁ。」
しゅんと耳を下げてそう言う。

もち (プロフ) [2018年4月17日 21時] 2番目の返信 PCから [違反報告]

「何言ってんだよバーカ。私は客として行く側だ。」
ふっと笑って冗談混じりにそう返す。
「ふーん、てか痛いのかよ!それでもやり続けるなんて根性あるな。」
意外だわ。と呟きながら話続け

もち (プロフ) [2018年4月17日 21時] 3番目の返信 PCから [違反報告]

「死ッ!?怖ぇよ!...そうか、死神さんは死なねぇんだったな!」
私ももっと生きてぇ~、とヘラヘラと笑いながら話す千秋。
「へ?おぉ!イケメンか私!へへ、嬉しいこと言ってくれるな黄泉~!」
少し驚いたがイケメンと言われ嬉しそうに笑い、
凄い勢いで彼の目の前に行く。褒められたのがよっぽど嬉しかったようだ。

もち (プロフ) [2018年4月18日 10時] 4番目の返信 PCから [違反報告]

「えー、なんだよー、いいじゃねぇか友達なんだし!」
やめろと言われてやめる奴はいねぇよ~。そう思いながらヘヘンと笑う。
「あ、そうだったな~。すっかり忘れてたわ!」
彼の言葉にそういえばそうだったなと思い出す。
人間の町で過ごしていた為かすっかり忘れていた様子の千秋。

もち (プロフ) [2018年4月18日 18時] 5番目の返信 PCから [違反報告]

「馬鹿とはなんだよ馬鹿とは!!」
プーっと頬を膨らませ相手を睨む。
「ん?あの壁がか?行ってこいよ!私ここで見てっからさ!」
やっと離れた千秋は彼の言葉を聞いてそう言う。
やってるところを一度見たかったらしい。

もち (プロフ) [2018年4月18日 19時] 6番目の返信 PCから [違反報告]

「腹立つわー!...ったく、怪我すんなよ~。」
と、登っていく彼に言う。
彼が怪我することは無いと思うが、念のためだ。
「ははっ、凄ぇな黄泉~!」
そう言って彼女も笑顔で手を振り返す。

もち (プロフ) [2018年4月18日 20時] 7番目の返信 PCから [違反報告]

「え、いや、遠慮しとくわ。怖いのは嫌だしなぁ。」
彼の言葉に即答で答える。
千秋は意外と怖がりなので泣きながら登る事になるからだろう。

もち (プロフ) [2018年4月18日 20時] 8番目の返信 PCから [違反報告]

「そうなんだよ...恥ずかしながら...つーか、落書きしちまって大丈夫なのか?怒られたこととか無いのか?」
やる気満々の彼を見て心配そうに言う。

もち (プロフ) [2018年4月18日 21時] 9番目の返信 PCから [違反報告]

「へぇ、バレてないのか。世の中の奴は馬鹿だなぁ~。」
ふわぁーっと欠伸をし、目を擦る。
千秋は彼を見ながら、今時の奴はこんな事してるのか、と一人で思っていた。

もち (プロフ) [2018年4月19日 19時] 10番目の返信 PCから [違反報告]
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