○○への手紙
メッセージ一覧
ねえ。
……あのゲームをやってて、
私、色んな経験をしたよ。
『インターネットで人と繋がる』。
今では当たり前になってきてるけど、
それはすごく素敵なことで、
でも、それと同時に、
深い傷や後悔も残すことになる…。
後悔なんて沢山してきた。
｢時よ、戻って｣だなんて、
何度願ったことだろう。
それでも、結局大したことなくて。
みんな、くだらないことで。
すぐに忘れちゃう小さな後悔だった。
でも、何でだろう。
あなたのことも、
徐々に忘れつつあるのに。
それでも、
こんなにも楽しい記憶が
刻みつけられてるのは何故だろう。
楽しい記憶が多い分、
後悔も強かった。
どうして、私は、
もっと端末を大切に扱わなかったの？
どうして、私は、
あんな非道なことで笑ってたの？
どうして、私は、
中途半端に時を過ごしちゃったの？
_____どうして、私は、
子供のままでいられなかったの？
あなたと遊んでいた日々は、
本当に楽しかった。
今、考えたら、
すごく幼い遊びだったけど。
すごく支離滅裂なお話だったけど。
楽しかった。
毎日、毎日、遊んでいられるくらい。
とても、とても、楽しかった。
それと同時に、多分、
あなたのことも好きになってた。
でも、その気持ちにフタをした。
怖かったから。
確か、私と、あなたと、もう1人。
私の友達も含めて遊んでた時。
当時、私の友達とあなたは、
初対面だったよね。
あなたは、ゲームのキャラの見た目が
イケメンだったんだね。
彼女は、初対面のあなたを、
私が呼んでたあだ名で勝手に呼んだ。
私たちは親しかったし、
初めてあだ名で呼んだ時も、
私はあなたに許可を取った。
…それなのに。
彼女は勝手に、あなたを呼んだ。
あなたは、怒った。
つまり、彼女の言わばラブコールを、
あなたは断った。
あの時みたいに、
もし私があなたにこの想いを伝えれば
断られてしまうかもしれない。
だから言えなかった。
…遅れてごめん。
面と向かって言えなくてごめん。
キモくて、ごめん。
…でもね。
あなたは、
私の、
_____初恋だったんだよ。
ねえ、かいくん。
出来ることなら、
もう一度________
君と、話してみたいよ。
あの時とは、
立場も、
名前も、
年齢も、
全てが違ってしまったけれど。
_____好きだったよ、かいくん。
長文&自己満足、失礼致しました。
成長した私から、
今はもう話せないあなたに贈る…
感謝の手紙。
もう、
｢どうぶつの森｣は開かないけど。
また、どこかで会えるといいな。
天音 みほ (プロフ) [2018年12月2日 19時]
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