凪湖のボード
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凪湖 (プロフ) [2018年2月19日 2時] 1番目の返信 [違反報告]そしてそこのただ一人住人、寂しい科学者のタマゴとアイドルのタマゴが交流する話。
公園で犬の散歩してたら近くのアパートの窓からぷすぷす黒い煙が細く上がっているのを発見する。駆け込むと部屋の住人がぽかんとした顔で小学生のときやった理科の実験みたいに、虫眼鏡で集めた日光を黒い紙にあてて発火させていた。
それからはじまるラブコメディ?
「なんだこれ!こんなきったねえ部屋見たことねえよ!!くっ…我慢できない、片付けるぞ、文句言うなよ!」
「やーー、ほんっとーにありがとうございます、お兄さん。あっお礼に良いもの見せます」
「家でもプラネタリウムってできるんです」
「星を見るたびにあいつの顔を思い出すんだ。なんで、」
「恒星たちの輝きは、命を燃やした炎ですから──その在り方に私は心を奪われているのかも、しれません」
「クレイジーな惑星だこったな。……でも、嫌いじゃねえよ」
「いつか、星になる日を夢見ているだけ」
「今は、6等星かもしれない。でも!必ず、お前が求めるような一等星になる。だから、そんな寂しいこと言うなよ」
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「お兄さんはとっくに私の"お星さま"ですよ」