小春のボード
小春さん!こん… 2017年9月11日 16時 /友達申請ありが… 2016年8月23日 14時 /こっぺんずです… 2016年8月7日 15時 /あの!同い年な… 2016年7月22日 18時 /小春ちゃん!お… 2016年5月9日 16時 /お友達になって… 2016年5月9日 1時 /友達になりませ… 2016年4月20日 15時 /友達申請しちゃ… 2016年4月7日 0時 /ありがとうござ… 2016年3月18日 12時 /こんにちは! … 2016年2月13日 10時
メッセージ一覧
姫女 (プロフ) [2017年9月11日 16時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]小春さん!こんにちはです!
以前、小春さんのイベントに参加させていただいた、姫女です。
一年くらい失踪していましたら、前のアカにログインできなくなりましたので、今のアカなりましたが、
一応、本人です!
…………じゃなくてですね、
お友だちになりませんか?
では、失礼します。
UMINA (プロフ) [2016年8月7日 15時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]こっぺんずです!(旧名みかづきも。)
作品読んでいただきありがとうございます!
良かったら友達になってもらえませんか?
白の嘘兎 (プロフ) [2016年7月22日 18時] [固定リンク] [違反報告・ブロック]あの!同い年なのと、腐女子なんでお友達なりたいです!絵柄も可愛らしいくて是非、仲良くなりたいなと思ってます。もし良かったらよろしくお願いします!
紅色の死神 (プロフ) [2016年8月23日 15時] 35番目の返信 [違反報告・ブロック]朝目を覚ますして見える風景はどう見えま すか。
天井の色や、質感が分かるように上を向い ていますか。 横向いて家具やらがゴロゴロと散乱してい るのを見ますか。 家族が横になって寝ているのを起きたらす ぐにみますか。
僕には、見えません。
正確に、言うと全てが入り混じったどこか も分からない風景がそこに広がっていま す。
鏡を見ても気味の悪い人では無いような顔 見てしまう。
目が多いという事は目が無いことだと僕は 思う。
身体中にぐるぐる包帯を巻きつけてやっと 2つの目で物を見る事が出来るようになり ほっと、安堵の息をおとす。
どうやら長く眠っていたようだ。
寝た時も朝。起きても朝。分かりやすく言 うと1日じゅう寝てた。
という事だ。
窓からの光を浴び頬杖をつく。 ひらひら風に揺れてこちらに近づく物があ る。
べたっと、顔に張り付き苛立ちながら剥が す。 チラシというやつで中身を見ると夏祭りら しい…甘い物が好きでそれを見た彼からし たらお宝のように見えたそう。
包帯を、さっきよりぐるぐるとキツく縛り 付けると痛みが走った。が、いつ取れるか も分からない。
念には念を痛みに耐えながら緑の綺麗な浴 衣を身につけた。 かっかっと下駄で歩く音が妙に響く明るい 屋台の通りをとぼどぼ歩いていく。
「やだっ、あの人全身包帯巻いて怖い…」
「ママ怖いよ…」
周りから恐怖の目で見られる事も、罵倒の 様な恐怖の声を囁く外野ももう慣れた事な のだ。
「りんご飴3つ、いちご飴を4個、ぶどう 飴を5個。」
そう言われると店主はびくっと肩を上げて 商品を渡す。 お代を払おうとするが 「お、お代は要らんので…」 早くどっかへ行ってくれ。そう囁かれた気 がした。 目当ての物は買えたし良いかボソッと呟く ととぼどぼと帰り道を進んでいくが、 どんと男と肩をぶつけてしまった。
「あ、ごめんな!」
「い、いえ…」
また言われる囁きを聞きたくなくすぐ離れ ようとした。
「あ、ちょい待ってよ。なんでそんなびく びくしてんの?」
彼は、おそ松と言った。お互い名を名乗り 暫く話に花をさかせた。
「あ、もうこんな時間帰らなければ…」
「あ、そなの…?あ、最後に1つ聞いても 良いかな?」 こてんと首を傾げながらも俯いた。 「その包帯…なんでつけてんの?」
「い、言いたくありません…」
身体を固くさせ、足早にその場から離れよ うとした。 「え、待ってって!」
彼は、手を強く掴みぽろっと包帯が取れっ てしまった。
「え、なにこ…」「見ないで!」
言葉を発する彼に被せるように言葉を発 し。包帯を巻きつけて身体を震わせた。
「見ない…で…」
震える僕を抱き彼は幻滅する事なく背中を 撫でた。子供をなだめるように。ゆっくり 静かに。
暫く経って彼に話した。自分は目がたくさ んある化け物である事。 皆から、嫌われ傷付けられるから包帯を 纏っていること。
話しても彼は笑ってくれた。
「そっか、そっか…チョロ松が話してくれ たんだし…俺も話さなきゃだな」
そう言うと、彼は火に巻かれて姿を現し た。大きく立派な尻尾綺麗な毛並み。 狐、いや九尾なのだと分かった。
「俺も、人を騙す化け物狐だよ…こんな化 け物だけど。チョロ松も俺を受け入れてく れる?」
自信溢れた様な声の癖に… 今にも泣きそうな顔していう彼。
「ずるい…ずるいよ…」
彼を抱きしめ温かい感覚を僕を包んだ。 答えは言葉じゃ言えなかったけど。 僕も、彼も伝わる温もりが気持ちを伝えあ えた。
だから、大丈夫。
夏の夜。愛し合う僕らを包む様に 大輪の花が空に広がっていた。